急性膵炎・慢性膵炎
膵臓は約13センチの臓器で、消化酵素とホルモンを分泌し、胃酸を中和します。
急性膵炎は炎症が突然起こり、慢性膵炎は持続的な炎症で肝臓の構造・機能に変化が生じます。
急性膵炎の主な原因は胆石と飲酒で、症状には重度の腹痛、嘔吐、発熱があります。
急性膵炎は非常に重篤になることも珍しくなく、診断されれば入院での治療が必要です。
慢性膵炎には禁酒、禁煙を行い、腹痛に対しては鎮痛剤や蛋白分解酵素阻害薬を使用します。
慢性膵炎は進行すると消化不良や糖尿病を引き起こし、膵臓がんのリスクが高まります。
急性膵炎は血液検査とCTで診断され、慢性膵炎の患者は膵臓がんのリスクが高いため禁酒と喫煙を控えることが必要です。