胆のうポリープ、胆のうがん
胆のうは消化液である胆汁を蓄える臓器で、主に脂肪消化に関与します。
胆嚢ポリープは胆のう内壁に生じる盛り上がりで、大半は良性のコレステロールポリープですが、中には腺腫性ポリープや胆のうがんに進行するものもあります。
胆のうがんは悪性ポリープで、手術が必要です。
胆のうポリープは多くが無症状で、エコー検査で偶然発見されることが多いです。
エコー検査でポリープの特徴を確認し、胆のうがんの疑いがある場合は、胆のうを手術で切除する「診断的治療」が行われます。
胆のうポリープの治療は良性であれば不要ですが、胆のうがんは早期発見・治療が重要です。
5mm以下のポリープや有茎性で10mm未満のものは通常がんではないとされますが、早期の胆のうがんの可能性もあるため、定期的なエコー検査で経過観察が推奨されます。