高尿酸血症・痛風
高尿酸血症は血中尿酸値が高い状態であり、過剰な尿酸が結晶化することで痛風を引き起こします。
痛風は足の親指の根元で痛みや発赤を起こすことが多いです。
高尿酸血症となる原因には腎臓の尿酸排泄低下や尿酸産生の増加があり、日本人では腎機能低下や肥満が主な原因です。
アルコールの過剰摂取も尿酸値を上げる要因です。
高尿酸血症自体は無症状ですが、痛風や腎結石を引き起こし、痛みや発赤などの症状が現れます。
診断は尿酸値が7.0mg/dl以上で高尿酸血症とされ、痛風の診断には臨床症状に加え、血液検査や画像検査が用いられます。
高尿酸血症の治療には生活習慣の改善と薬物療法があり、痛風関節炎を発症した際にはNSAIDsなどの鎮痛薬が使われます。
生活習慣の改善においてはプリン体やアルコールの摂取制限、肥満対策が重要です。